いまのしゅんかん -7ページ目

オフグリッド山小屋泊(1)

 

日曜日に、テレマーク地方でオフグリッドの山小屋で一泊してきた。

本当は4週間前に泊まる予定だったところだが、予想外のバッテリートラブルで行けなくなってしまったので、リベンジすることに。土曜日に泊まりたかったのが、相部屋しかなかったので、月曜日に有給をとり、一人しか予約がなかった日曜日に泊まることにしたのである。

スタッフのいない、完全自己責任タイプの山小屋泊は初めてで、4週間前だったら知人夫妻と一緒でもっと心強かったかもしれないが、この一か月の間に荷物を運ぶためのソリとわたしの新しいウロコスキー板が用意できたので、結果的にはこのタイミングでよかった。

 

わたしたちが泊まったのはこの宿で、駐車場から2km近く離れた山小屋だった。

 

インフラは電気の照明があるほか基本的になく、ベッドと寝具はあるがリネンは持参。食料も自分たちで用意しなければならない。

なので、ふたつのバッグパックだと厳しく、4週間前だったら知人のソリに少しだけ荷物を積ませてもらうつもりだったけれど多少のアップダウンがある移動があるのでそれも心苦しく。

なのでソリを入手できてよかったが、それも初めてなので荷物は最小限、食事も調理の必要ないドライフードを持参した。またシーツと布団カバーは意外に重いしかさばるので、彼はシルクの敷物にシュラフ、わたしは掛布団を使いたかったのでシュラフカバーをシーツ替わりにもっていくことにした。それが実は大誤算だったのだが。。。わたしのシュラフも持参していたので結果的には助かったが。

 

電気は照明だけなので、パワーバンクも二つ持参した。しかし、電波が入らないので、スマホはカメラにしか使わず、それほどバッテリーを使うことにはならなかったが。

そして水もなし。氷を溶かして水を作ると聞いていたので化繊のバケツを持参。しかし、冬季は使えないはずの井戸水が使えたので、小屋の外にある井戸のポンプに水を汲みにいくだけですみ意外とラクだった。

トイレは、別小屋にあり、もちろん水洗ではない。用を足したらウッドチップをふりかける。トイレットペーパーが大量にあり、意外ときれいだったので、わりと快適に使えた。手洗いは、小屋の目の前に積もっていた新雪ですませた。ただ照明がないのでヘッドランプが必要。こういうところだと、かえって野外ですませたいけど、人が集まる小屋の周辺にするわけにもいかず。でも夏だったら、やっぱり離れたところにいっても外で、かな。。。

 

驚いたのは、キッチンの充実ぶり。

ガスがあるからコンロは普通に使え、オーブンもある。食器もたくさんある。

水道インフラがないのに、ほとんどのひとがきちんと自炊していてびっくりした。

しかし、鍋もフライパンもひとつずつしかなく、複数のグループが一緒に調理することはできない。

そして、冬はシンクからの排水はできないので、桶に水をためて洗い、その水は窓から捨てるという。。

ついつい、洗い物が少なく、フライパンを使わない料理について考えまくった。やっぱり他の人がうらやましくなって自炊したくなったので。

 

それに新しい建物のせいか断熱はしっかりしてて、薪ストーブだけで十分な暖かさだった。 

 

スターターと薪を入れて火をつけるだけで簡単につく。もちろん夜は誰も薪をくべたりしないので消えるけど、意外と寒くならない。薪は、トイレの建物にふんだんにあった。

 

ただ、スタッフがいなく、電波が届かないので、予約なしで泊まる時にトラブルの可能性がある。

実は予約していた部屋が荷物で占拠されていて、結局別の空いてるであろう部屋を使うことに。

荷物の主が小屋に戻ったのは20時よりも遅く、他に空いてる部屋はたくさんあったので、クレームを言わなかった。

会員であれば鍵でいくらでも小屋を開けることができ、タダで泊まってもバレないし、というか、電波がなくて当日決済はできないので、後日自主的にオンライン決済するしかなく、ノルウェー人の正直さに頼ってるシステムだなとつくづく思った。

だけど、そのわりにきれいで、物品は充実して誰かの厚意で常に補充されているようで、セルフでありながらうまく走っているのが逆にノルウェーらしいな、とも思った。

テレマーク地方

ノルウェー・テレマーク地方でのオフグリッド山小屋泊、最高でした。。

 

 

リゾートよりも、不便でも人里離れた小屋での滞在好きかも。。

井戸に水を汲みに行くのも、外で歯磨きするのも楽しかった。

ウロコ板での移動も楽しい。

 

というか、アルペンスキーはわたしたちだけ。。ノルウェーでのBCスキーはクロカンのことで、うちらのはランドネー(仏語)というらしい。あ、自転車部で使ってたツーリング用チャリもランドナーと言ってたわ。


 

また行きたい。。


Oslo Vinterpark


 

4週間のリベンジで山スキーを目的にノルウェーに来た。

でも土曜日は山小屋があいてなかったので、モーテルに二泊して日曜日に山小屋に行くことに。

土曜日はどうするかと考えあぐねたが、オスロが意外に雪があったので、久しぶりにゲレンデも滑りたいし、Oslo Vinterparkに行くかと。

 

4年ぶり。あのときは雨も降って悲惨だった。。

 

寒くはなかったが、雪は悪くなかった。先週大雪が降ったそうで、雪が結構あった。

昨日雨が降ったのでどうなることかと思ったが、確かに午前中はジャガイモ状だったが午後はゆるんで滑りやすくなり。

 


雪景色みれて満足。。


激混みだったのが難点ではあったが、期待してなかっただけに結構楽しかった。

ゲレンデも白馬以来で一ヶ月半ぶり。しかも白馬は最悪なコンディションだったので、余計に楽しく感じた。

 

ランチもスムーズに席とれてラッキーだった。ピザも美味しかったし。

 

夕方まで滑って大満足。

仮住まい終了

ほんの数日我が家にいた娘だが、毎日のように夕方は日本の友達とビデオチャットしていて、思ったよりも話せなかった。

しかし、他の若い子に聞いてみたら、交換留学から帰ってきて落ち込むのはありがちだという。

ギリシャ人の学生さんの妹さんは、スペインから帰ってきて2ヶ月落ちていたとか。

毎日話していたのは実は同じ男の子で、4歳年下の黒人のアメリカ人だと。恋愛関係ではなく、友達としてめちゃくちゃ仲がいいそうだ。デンマークでもこんなに仲のいい友達なんていたかな?と思うくらいで、とにかくなんらかで馬が合うのだろう。

娘もずっと外国人としてデンマークで育ってきたし、「外国人」として分かち合えるものがあるのかもしれない。

ちなみに、私と彼も初めて会った時に、外国人として過ごした年数がまぁまぁ近く(当時で私が14年、彼が18年)、最初から共感し合えるものが多かった。

 

そして今日、娘が又貸ししていた子の契約が終了し、部屋をチェックし鍵も受け取って、我が家に置いてあった荷物を彼のバンで運んだ。

 

 

これに、地下室の倉庫にもテレビやプリンター、食品などの荷物があり、結構な荷物になった。

娘のアパートの地下室は又貸ししていなかったので、そこにもかなりの荷物を置いていたけど、我が家にも結構置いていた。

まぁ、入らないから、ではなく、学生アパートの地下室はセキュリティが意外に甘いのか結構盗難が多いらしく、盗まれてもいいような荷物しか置きっぱなしにできなかったせいもあるが。

流石にiMacは我が家の地下室にも置けず、部屋の中に保管していたが。

 

結局、3人でもバンとアパートを3往復して運んだ。

さらに地下室からの荷物を運ぶのに2往復。

残りはこの週末少しずつ運びながら、部屋を整えていくという。

自転車も我が家の地下室に置いたままで今日運べなかったので、週末に取りに来るという。まぁ自転車はバンで運ぶのは固定するのにかなり手間がかかるので、電車を使って運ぶのが一番簡単なのだが。

 

娘の荷物が来るということで地下室の荷物を結構処分したので、移動させて一気に荷物が減った感じ。

それでもさらに断捨離を考えているけど。

師匠のところでお稽古ができなくなり、お茶の道具も一時的に預かるようになったので、一時期は本当に荷物が多いと感じた。

娘の帰国で3つのスーツケースが居間を占拠した時には圧迫感も増した。娘の寝室には足の踏み場もないほど。結局新しくクローゼットを買ってないので、未だ娘の寝室のクローゼットに私たちの荷物が置いたままなので、ピックアップするのにちょっと面倒だった。しかしもっと長期で娘が住む場合にはクローゼット買わないと。。。というか、もっと広いところに引っ越すべきか。。

 

ともかくこれでひと段落してやれやれである。。。

スキー旅行の準備

今週はものすごくカオスである。

娘が大量の荷物とともに一時的に滞在している上、お茶があったり、今週末にまたノルウェーに行くのでその準備があったり。

居間が荷物であふれかえっている。

 

今度は、4週間前にバッテリートラブルでドタキャンせざるを得なかった山小屋に行く予定で、、、

 

駐車場から山小屋までの2km弱、荷物を運ぶためのソリを購入し、

 

わたしの新品のウロコスキーにビンディングをつける作業をしてくれている。

本当は、わたしの山スキーのビンディングをそのままスライド使用するつもりだったのだが、ビンディングの構造上取り外しするときにスキーを痛めるリスクを感知し、もっとシンプルなビンディングを新たに購入してくれたのだった。

間に合わなかったら、彼の予備のビンディングをつけるつもりだったが、運よく新品が届いた。

 

テンプレートを印刷して穴の位置を決め、、

しかし、板は微妙に平行ではないので、センターに置くのにかなり苦心したという。

 

穴をあけてねじ切りをし、ビスを埋めて、ネジでビンディングをつける。
ねじ切りも、深さ方向が表面の直角に切れるように、そのためにわざわざジグを自作したそうだ。

 

左から、わたしの山スキー板、彼の山スキー板、わたしの新しいウロコスキー板。

 
おそらく、駐車場から山小屋までの道のりはほとんど平坦で、シール(逆滑りしないスキン)をつけた山スキーでの移動は結構疲れるので、緩やかなアップダウンに適したウロコスキー板が間に合って何よりである。
 
そしてイースターの予定も決まり、今年は3日間有給をとり、連続10日間の休暇にして、前半5日間をGlittertinden、後半をGaldhøpiggenで過ごすべく、それぞれ宿を予約した。
ちょうど彼の50歳の誕生日の直後、そしてわたしの51歳の誕生日はノルウェー滞在の最中にある。
私たちらしい誕生日の祝い方ではないだろうか。
それに、Glittertindenは去年7月にハイキングしたときから山スキーしてみたいと思ってたので楽しみである。
 

茶室でのお稽古

昨日は友達と、デンマーク人夫妻のお茶室を借りてお稽古させてもらった。

師匠と二度もお稽古した長板の濃茶なのに、結構間違えて覚えていることが判明したので良かった。。。

やっぱりちゃんとした畳と、炉でお稽古できるのはいい。

 

 

友達は、昆布羊羹、私は手製の苺大福を持参した。苺大福、簡単なのにまじウマ。

なので、実は桜祭りにも苺大福を持っていこうかな、と思っており。。。

求肥にちょっとピンクっぽく色付けるかもしれないけど。

 

私が日本でテレビを見てやっと判明した「関」を壮って下さった。

 
お稽古の後、デンマーク人夫妻と一緒に掛け軸について話した。
私が知らせた後、調べて資料を集めてくれたのである。

 

 
「関」は有名な「公案」で、悟りの境地への関門を意味するという。
障壁があっても、それを超えていけば、どこにも自由に行くことができると。
 

 

問題を乗り越えていくたびに学んで心が解放されたような心持ちになるからわかるような気がするけど、壁は際限なくあったりする。昨日も今日も実験で失敗続きで、、、根本的な問題を認識して、あれこれ策に回ったのだが。

自由になるのはいつのことか。一生かもしれない。。。

 

それから、今後の花月をどうするべきか、東海大の茶室をお金出しても借りて行うべきか話したり、来月デンマーク人夫妻が訪れるというストックホルムの茶室の話を聞いたり。

家に帰って、早速ストックホルムに住んでいる友達に連絡し、彼女も知らなかったそうだが、4月にある花見イベントに一緒に行こうという話になり、チケットも購入した。

私は東海大の茶室にも行ったことがないし、もしかして茶室自体、学生時代に訪れた靖国神社であった東大の茶道部の茶会以来かもしれず、ものすごく楽しみである。

 

茶道は奥が深く、学びはこれからも続く。

娘の帰国

 

今朝、娘がデンマークに帰ってきた。

8時到着の予定だったので、泊まっていたマルメの友人宅には6時半には出て、私のしーたんを置こうと一旦家に戻って空港のサイトをチェックしたら30分遅れであることがわかり、シャワーを浴びたり朝食を食べるなど少しゆっくりしてから、彼のバンで空港まで行った。

ヘルシンキ経由で3つ預け荷物があったが、無事全てピックアップでき、帰宅。

羽田空港まではウーバーを使って移動したらしい。余分の預け荷物は250krだったらしいし、この時勢荷物を送るより飛行機で運ぶほうがいい。だけど、半年も日本にいて、荷物を増やさないようにするのは大変だったと思う。

 

家に帰って、早速着物の写真を見せてもらった。

 

かわゆすぎる。。。製本された1冊と、フレームに入った写真をもらったので、職場に飾ろうと思っている。
義妹ちゃんの振り袖を借りたそうで、写真館のアレンジも彼女がしてくれて感謝。
撮影当日は、娘の従兄弟である私の姪っ子が付き添ってくれたという。
姪っ子ちゃんとのツーショットも可愛かった。この子も私の弟に全然似てなくて美人。
しかも英語が流暢なので、娘とのコミュニケーションもスムーズで、娘よりも4歳近く年下なのによくお世話してくれたらしい。
 
案の定、デンマークに帰ってきて落ち込んでいるようだったので、買い物に連れ出した。

 

ちょうどファステラウンだったので、パン屋へ。

ファステラウンボウラと、ライ麦パンを購入。
 
その後電器屋に行き、スーパーでレバーペーストを買った。
ランチに必要だという。
 
家に帰ってからは私たちも疲れて昼寝したけど、娘は日本で仲良くなった子とずっとチャットで話していたらしい。
デンマークでも友達がいるし、なんで日本の方がいいの?と聞くと、日本では学生寮の地上階が共有スペースになっていて、どんなに課題とかがあっても、いつでも誰かと簡単にソーシャライズできたのが良かったと。
いつぞやは、共有スペースで夜中過ぎまで課題をやっていたら、いきなり思いつきでその辺にいた学生4人くらいでドンキに行ったそうで、そのことをものすごく楽しそうに話してくれたのだった。
デンマークでは、学生アパートでソーシャライズは皆無だし、学校と課題と仕事の合間に、友達とコンタクトを維持するのが難しく感じるという。ついつい忙殺されて友達からのメッセージを放置してしまったりとか。。
それはわかるような気がする。
というか、南欧の学生もデンマークのソーシャライズについてそう言ってたような。南欧でも、別に約束したりしなくとも、常にソーシャライズできていたから、デンマークのいちいち事前にアポを取る、というのが奇妙に感じるらしい。
 
また、留学する前から将来はデンマークから出ると言っていたけど、今日もそれをずっと言ってて、「とは言え、デンマーク以上に労働環境のいい国なんてないよ?(16時には帰れる。だけど給料は高水準)」というと、やはりそれはよくわかっているようで、現実的にはまずはデンマークで就職と考えているらしい。
日本で働くなんてもってのほかだし、かといってアメリカも、なまじものすごく仲のいい友達がアメリカ人だけに、アメリカの現実についても知らされたようで、特に今はインフレがものすごく若者にとっては酷な環境なので、アメリカは好きだけど移住はできないと思ったようだ。
こういう他国での事情を色々聞けたのは留学で得たことの一つだと思う。
 
とりあえず、バチュラーの最終セメスターでスペシャルプロジェクトがあるし、3月には修士の入学申請があるし、6月までは多忙な日々になるだろう。
そして2年間のマスターの後には就職活動があり、学生アパートを退去し、仕事を得たらアパート購入も視野に入る。今は若者は住宅ローンが単独で難しいそうなので、私も部分的に所有することになるかなぁと思ったり。
 
娘はすでに夏休みの日本滞在のことを考えているが、私としてはこれで娘のロングバケーションは終わったと思っている。

Malmö訪問

昨日、友達に会いに、Malmöに遊びに行ってきた。

 

橋代がバカにならないので、ここぞと、デンマーク人御用達のショッピングモール、Emporiaに行き、、

 
まず日本酒を購入し、、、

(自宅で撮影した) 

 

オスロにも行ったXXLがあることに初めて気がつき、早速入ってみる、、

クロカン用具、ここで入手できました。。。
ワックスの種類も豊富。さすがスウェーデン。。。
自宅から40分で来られるところだけど、異国だと感じる瞬間である。
 
しかも最近は国境コントロールが厳しく、スウェーデンナンバーであろうと、一台一台チェックされるのだが。
一昨年の夏は、友達がパスポートを忘れてしまったけどスルーで事なきを得たけど、最近はパスポートと滞在許可証カードは必須である。
てっきり、移民によるギャング抗争が激しさを増し、入国のチェックが厳しくなったのかと思いきや、友達曰く、極右派のスウェーデン民主党の勢力が増し影響力が増大したせいでは?とのことであった。
まぁデンマークでもドイツ国境のコントロールをするようになり、難民は北欧にきにくくなったのでは、と思っている。
 
その後友達宅で夕方から飲みながら語り合った。
前回終わってなかったことが、やっと終了し、家もその変化が見てとれた。
また、彼氏とは9ヶ月になり、付き合いも次のフェーズに移っているっぽい。
まぁ普通の恋愛だと、蜜月期が過ぎれば色々と現実も見えてくるわけで。。特に40代ともなると。
その点、うちらは恋愛でありがちなトキメキやドキドキとは無縁で、最初から人間性でしっくりくるような付き合いだったので、遠距離の難しさはあったけど、蜜月が過ぎてという変化はなかったかもしれない。好きで付き合いたいというより、最初からこの人と一生一緒に生きていきたい、という確信があったというか。。6年半たった今でも常に一緒にいて自然で疲れない。
多分うちらは、一緒にいるけど、互いに依存してないというか、相手に期待してないからうまくいっているんだと思う。
 
夜は、スウェーデンのメロディグランプリを鑑賞。
5月にあるユーロビジョンの出場者を決めるための国内予選のようなものである。
まず6人ずつ4組が毎週予選を行い、毎回二人が決勝戦へ、二人が準決勝戦に進み、準決勝の8人のうち4人が決勝戦に進み、決勝戦で12人がグランプリを争う、というプロセスらしい。
 
昨日はヨーテボリで行われた予選だったが、いきなりスウェーデンのクオリティの高さを見せられた。
デンマークとはレベルが違いすぎる。。。
さすが、過去に何度もユーロビジョンで優勝者を輩出した国だけのことはある。。

 

一眼で推しと確信したLiamooが、圧倒的に勝利して決勝戦に進出。
しかし、この人は過去にも何度も出場し、毎回決勝戦まで行くのだが3位とかで優勝を逃し続けているらしい。
いやーいかにもユーロビジョンっぽい曲だし、いけるんじゃないか?
これでダメだったら、スウェーデンすごすぎる。。
 
そのあとはまた語り合い。。。
ヒュゲリな夜が更けていくのだった。。

クロカンスキーの後遺症

 

昨日が唯一天気が持ちそうな日だったので、お茶のお稽古があるけれど、その前に軽くジョグしようと走ったら、今まで痛くなったことのないところが痛くて、最初の1kmで走るのが辛くなり、歩きながら走るを繰り返し、いつもよりも手前のところで引き返して短めの距離になってしまった。

 

お、遅い。。。

 
足の付け根から太腿の内側がひどい筋肉痛で、おそらくクロカンスキーで股関節に負担がかかり、内転筋が傷んだものと思われる。
登山でも股関節が痛くなるけど、もっとお尻の方で、今回は腿の内側が痛く、こんなところが痛くなるのは初めてだったので、最初は下腹部からの引き攣るような痛みに腹痛を疑ったほどである。
 
同僚にその話をしたら、クロカンスキーは実はものすごくテクニカルで、実際にはもっと腹筋や体幹を使わなければならないのにできてなく、変なところに負担がいったのでは?と言われてしまった。
以前、元同僚が所有するノルウェーのサマーハウスに同僚何人かとスキーに行った時、遊びでクロカンスキーをやったら、一番若い人が、フィットでスポーツマンであるにも関わらず、20分でバテバテになったという。ホストしてくれたその元同僚は当時でも60歳を超えていたのに、運動してないように見えるほど涼しい顔をしてたという。
 
体幹が重要なのはわかるけど、これを見ても股関節使ってそうに見えるけど、、
しかし動画を見ても、体全体で滑ることでもっと効率的にスピードがつくらしい。
 
あと、うっかりしていたのは、ワックスである。
片方の足が下に重心をかけて軸になり、もう片方の足で前方に押し出すようにして推進力にするので、ビンディングの下には地面をグリップするためのシールかワックスが塗られ、それ以外のところには滑りやすくするためのワックスが塗られるのだが、私たちは新品の板であることに安心しきり、ワックスを塗らなかった。
そしたら、二日目の午後、坂道が上りやすくなったなーと思っていたら、まぁまぁ斜度のある上り坂のところで明らかな抵抗を感じるようになり、おかしいと気づいた時には板の裏に大きな雪団子をつけていたという。。。
それで雪をとって、応急処置として潤滑油を塗ったが、液体なので1周も持たず。次の周回で全く同じところで雪団子が再度ついてしまい、最後の周回では坂道の直前のところで潤滑油を塗って事なきを得たが、ワックスをあらかじめ塗るべきだったと後悔した。
ちなみに、私たちのは初心者用の板なので、グリップするところはシールが貼ってあるが、グリップワックスを塗る場合、雪質によってもワックスを使い分ける必要があるという。
 
クロカンスキー奥が深い。。。
またイースターにGaldhøpiggenに行くことを考えていて、彼は雪山登山をしたいそうなので、私はその間一人で谷をクロカンスキーしてもいいかなーと思っている。

デンマークで和を愉しむ

娘が日曜日にデンマークに帰ってくるので、せめて食事でがっかりさせまいと、市場にサーモンとハマチを買いに行った。

サーモンの刺身は、新鮮なノルウェー産が入手できるデンマークの方が美味しいので。

手巻き寿司にしても楽しいかも。

 

ついでにニシンの切り身を買い、お酒をふって塩焼きにしたがマジうまだった。。
前日も似たような感じで、メインはサバの燻製のグリルで、副菜にきんぴらごぼうに納豆、サラダ、大根の味噌汁というラインナップ。
 
彼が毎週のように納豆を作るようになってから、朝食を豪華にしたような食卓になることが増えた。
50歳にもなると、こういう食事を好むようになる。
肉より豆を食べることが増えた。
職場でのランチでも野菜や豆をたっぷり食べている。
 
またきな粉が作りたくなって大豆を炒って作ったのだが、以前ショッピングモールの中にある健康食品店で見つけて買ってたくず粉を使って葛餅を作ってみた。
 
 
葛餅は簡単に作れ、手製のきな粉とダークシロップをかけて食べたが、おいしかった。。。
アジアンショップではないデンマークのお店で入手できるものだけで和風のデザートが作れるとは。
今度は、ひよこ豆の豆腐にシロップを加えてプリン風にして、やはりデザートを作ってみようかと考えている。
 
娘は、それでもデンマークに戻ってきたらしばらく日本滞在の恋しさから落ち込むことになると思う。
デンマークはなんて退屈な国なんだろうと嘆くことになるかもしれない。
私なんかは、逆に楽しみを提供してくれることを求めるのではなく、自分で見出していくことが楽しいと思うタイプだけど。
 
結局着物の撮影をした娘。
コペンハーゲンの桜祭りでも着物ショーに出ればいいのに。。。
でも、去年は旅行に行ってて行けなかったけど桜祭りには興味持ってたので、今年は一緒に行きたいと思ってる。
とりあえず土曜日は私も茶道のお点前披露することになったので、その準備をしなければならないが。。。