山スキーの課題
昨日一日かけてデンマークの自宅に帰ってきたのだが、今回のイースター休暇は本当に充実したと思った。
一年前とは大違い。
去年は、毎日晴天続きだったにもかかわらず、Galdhøpiggenの標高1600mの壁を越えることができず、しかも高山感のない安心な麓での練習でも急斜面ではスキーで登るスキルを獲得できず、帰りの道中は彼とずっと議論し合い、挙句に喧嘩になったという。。わたしは斜度の高いところでの恐怖感を払拭できないし、当然彼にはその解決法もわかるわけもなく。
このまま山スキーはできないままなのか、、と絶望なきもちになったと記憶している。
しかし今回は、
- Glittertinden登頂
- 非圧雪急斜面での滑走
- シールなしウロコ板でのツーリング
- 急斜面でのトラバース
- Galdhøpiggen標高1700mまで到達
- 単独行動
- キックターン
など、いろんな課題をクリアできた。
キックターンはちょっとおまけのようなものだけど、彼がGaldhøpiggen登頂に使わざるをえなかったと聞き、帰る前日、天気が悪かったし近くの斜面で練習したいと言って急遽やることに。
キックターンはできるようになると、狭くて斜度の高い厳しい斜面の登坂でも使える技なのでずーっと獲得したいと思っていたけど、ものすごく難しいので、少し試してみてはやっぱりできないといって諦めるというのを繰り返してきたのだった。
まず山側のスキーを前に蹴り上げて180度曲げ、谷側のスキーを蹴り上げてもう片方のスキーとパラレルになるように方向転換する、と単純そうな動作なのだが、バレエのプリエのように両足を反対側にすることがまず難しく、その難しい体勢から一本足で耐えながら片方の足をけるのも難しいし、しかも蹴り上げてスキーを180度向きを変えることはさらに至難の業なのである。
スキー板を浮かせようとしても大体斜面に突き刺して思い通りの方向にすることなんてできない。それが、斜度が高くなればなるほど突き刺す可能性が高くなり難易度が上がる。
それに斜度が高いほど、エッジをきかせておかないとズリズリ滑っていってしまう。
しかし今回は、いろいろと自信がついてきたおかげで、前よりはキックターンにおける不安定な体勢に対するきもちの耐性もつき、やっとできるようになってきたのだった。
とはいえ、緩斜面での練習だったから、本当に必要な難易度の高い斜面でもできるのかは自信なく、もっと急斜面でも挑戦したいと思っているが。
今年は、クロカンを始めたり、ウロコ板を入手してシールなしでの登坂を始めて、正しい重心のかけかたを学び登坂スキルをつけさせられたり、彼と別行動して一人でシールのつけ外しやハイクモードとスキーモードのシフトをするようになって、だいぶ山スキーの経験値を上げることができた。
しかし、最後の夜にご一緒したノルウェー在住夫妻が別のアプローチからGaldhøpiggen登頂を目指したと聞き、やはりいずれはわたしもチャレンジしてみたいと思った。
結局彼らは、最後の段階でスキーブーツで岩稜を登ることも、かといって氷河上をスキーで登坂することも選ぶことができず、標高2250mあたりで諦めたそうで、やはり私の彼がとった冬登山で一般的なルートからまた挑戦したいと思ったという。
それも、私は夏登山でも残雪登山でも登頂したので、どういうルートなのかよくわかっているだけに難しいことも認識しているのだが。わたしはたぶん一部スキーブーツで登山するしかないので、その練習も必要かなと思ったり。
どんな斜面かよく見るために、また夏登山に行きたいと思ったり。
来年は、ずっと山頂に行けていない八幡平の源太ヶ岳のスキー登頂に挑戦したいし、また新しい目標ができた。
やっと山スキーが楽しくなってきて嬉しい限りである。
ノルウェー山スキー愛好会
ノルウェー在住山スキー愛好の日本人夫妻が同じ宿に合流し、夜中の1時まで語り合ったが楽しかった。
彼らは西ノルウェーに山スキーに行ってて、フィヨルドを眺めながらの壮大な景色でスキーをしてたらしい。
もともとは私たちと同じ地域に来る予定だったが天候がイマイチだったため急遽行き先を変え、結果予想外にいいところで楽しんだという。実はGlitterheimでランドネだと西ノルウェーはいい山が多いと、あるノルウェー人に聞いたのだが。
早速私たちのバケットリストに入った。とりあえず夏に偵察旅行に行こうかと話している。
あと、夫婦仲がいいのを自画自賛しているのが我々だけではなかったのも知って笑ってしまった。
本当いいカップルである。
別行動の日
今日は別行動で、彼がGaldhøpiggen登頂を目指し、わたしはゆっくり谷に散策にでも行くことにした。
昨日はルートについて話し、一番目のピークに向かう稜線がまず難所になるので、
2年前の写真をみて、右側の岩が多い夏道ではなく、左側の雪がたくさんついてあるだろう斜面からアプローチしてはどうか、とか、
二番目のピークは崖っぷちに近い左側ではなくもっと右側にずれてもいいのでは、とか、、
そして彼は8時半頃出発し、わたしは11時くらいまで部屋でダラダラすごし、天気もいいし散歩に出かけようと外へ。
トランシーバーで話しかけたら、ちょうど斜度のキツイところを登りきったところだと。
天気はいいが、風は強く、雪はカチカチ。トレースがそのまま固まってて滑りにくかった。
とはいえ、大自然の中をスキーで移動するのは楽しかった。
彼をトラッキングすると、あれっ、事前の戦略ではなく夏道を移動しているっぽい。
トランシーバーで連絡すると、やっぱりかなり難儀しているとのこと。
なんとこの第二ピークへはスキー板にアイゼンまでつけて登ってると。
そんなに難易度が高いのか。。まぁ残雪期登山も結構怖かったし。。
13時半ころ山頂に向かってるのを見て、わたしも5km弱移動していたので引き返すことに。
途中話しかけたらちょうど頂上にいてこれから滑りおりるとのこと。
スキーでの下山は速いので、わたしも急いで戻って待つ。。
他の人たちが下りてくるのをみながら彼をトラッキングするが意外と進みが遅い。
結局1時間ほど待って、やっと彼の姿が見えたが、なんと頂上で片方のビンディングが壊れ踵の固定を失ったため、せめてつま先のパーツを壊さないように慎重に時間をかけて下山してきたとのことだった。
部屋に戻ってからいろいろ話してくれたが、雪の状態は最悪だったこと、また上は暴風と視界のなさで怖かったこと、やっぱり初めてだから安全をとって夏道をとったこと、下山で一部スキーをかついで壺足になったが、そもそも登る時に第二ピークのふもとでスキーをデポしてもよかったかもしれない、とのことだった。
とにかく無事に帰ってきてよかった。。
追記
実は去年から彼は登頂アタックしたがってたけど、わたしが単独行動するのを嫌がり出来なかった。
思えば、シールを貼ったり、トランジションしたり、山スキーの基本動作を何一つ一人でできなかったという。。この冬でそれらもトレーニングできて本当によかった。
トラバース練習
今日こそまったりデーにしようと、景色のいいところまで少し登ってみようと昨日とは反対側の斜面を登ったが結構大変だった。
急斜面を斜めにトラバースしながら高度をあげていくルートで、彼はこの地形図をみただけで難所だと思ってたらしい。
わたしは一度夏に登ったことがあり何の印象もないほど容易なトレイルだったとしか覚えてなく、そこまで難しいとは思ってなかった。
冬山経験の違いによるのだろう。
今日は雪はかためだがシールのグリップはきき、登りには問題なかった。
しかしトラバースでは板の地面との接面が小さくなるのでよほど山側に重心をかけてないと横滑りしやすくなり、しかも細かいうねりが結構あって越えていくのが怖かった。
今までもトラバースは苦手としていたので、大変なところに来てしまった、、と思った。
しかし上に登ると、、、
天気が好転して絶景を眺めることができた。
下に滑走するのがまた大変だったが。。。石に躓いて転んだし。
今日も思いの外鍛えさせられた1日だった。
やっぱり山はいろんな形や状態があって、奥が深い。
誕生日翌日
話が前後するが、Glittertindenに登った翌日、まったりデーになるはずが結局色々あったので書いてみたい。
この日はいい天気だったが、前日全力を尽くしたのでガッツリ登山する気はなく、シールをつけずにウロコ板だけでどこか行こうと、他の人に勧められた峠まで行くことにした。
スキーでなだらかなところを移動するのは楽しい。
とはいえ、たまに斜度のある上りもあり、シールなしで直登できない場合は自分でラッセルしてジグザグしながら上っていく。
峠についたら絶景が。
彼がさらに丘に登りたいというので軽い登山を。幸いシールなしでも順調に登れた。
が、丘の上は石だらけだったのでスキー板を外して壺足でトップに。スキーブーツでの移動の方が怖かった。
丘の頂上
しかし丘の上からのスキーでの滑走はパウダースノーで気持ちよかった。
一番左のシュプールがわたしの。
石にぶつかって右に移動したので不恰好だけど、非圧雪でこんなにきちんと滑れるのはわたしとしては珍しい。
なんだかんだシールなしでも獲得標高400m。ウロコ板で移動するいいトレーニングになった。
彼は違う斜面にも登ってみたいというので、途中で別れ、私一人で宿に戻ることに。
宿から彼が登っていく様子を観察。
わたしの強い要望で、彼がライセンスなしでも使えるトランシーバーを購入し、今回から使い始めたのだが、分かれてからもオンにしたままでコミュニケーションできるようにしていたのだった。
しかし部屋の中に入ると、障害物のせいか通信はできず、いい天気だったのでやっぱりわたしも外に出ようと、フル装備でスキーで彼が登っている斜面の近くまで行ってみることに。
すると電波がクリアになり、コミュニケーションとりながら彼が登っていく様子を観察することができた。
キツイ斜面に見えたが、やっぱり大変な斜面で彼にとっても苦労しながら登ってたらしい。
しかしなんとか登りきってこれから滑走するというときに快晴が一気にガスって視界が悪くなり彼の姿が見えなくなると途端に不安に。
滑り下りて、トランシーバーで無事に下りた連絡が入ってやっとホッとしたのだった。
彼とやっぱり無線のライセンスをとって、もっと通信できる無線機が欲しいねという話に。彼はもともと興味があったらしいが、わたしも取りたくなった。
ヨーロッパ共通のライセンスらしいが、帰ったら調べてみたい。
Galdhøpiggenスキー登山
昨日GlitterheimからSpiterstulenに移動し、今日早速Galdhøpiggenに山スキーに行った。
登頂を目指すのではなく、今回のもう一つの目的である、去年攻略出来なかった難所、標高1500-1700mの高斜度の斜面をチャレンジするためである。
天候はイマイチ
しかし、視界は悪くなく、しかも雪が重くて抵抗があり板のグリップは半端なく、これだったら斜度のあるところでも登れるのでは?という期待が。。
しかし、トレースがなかったこともあり、去年辿ったルートから外れてたのか、なかなか問題の斜面に辿り着けず。
しかもトラバースしているときに思い切り氷の上を横切る羽目になって恐怖心が増してしまい一気に気持ちが萎えて諦めようかという境地に。
そしたら彼が一人で探索した結果、比較的上にアプローチしやすい緩斜面を見つけてくれ、これならばトライできるかもと試したら登りやすかったので登ってみることに。
わかったのは、石でもなんでも、いざとなったらトランジションできる場所が視野に入れば安心して登れるということ。
常にその場所を心の拠り所にしながら、自分にとって行きやすいルートを考えつつ、ひたすら登って行った。
標高1600mあたりは斜度があるところをジグザグで登らざるを得ず怖かったが、わりとすぐ先にゴールが見えたので続けて登れた。
標高1650mで緩斜面になり一気にホッとできた。
標高1700mでちょうどいい石があったので休憩。そこからスキーモードにトランジションして滑り降りることに。
これが雪面は見えないし、雪は湿ってるしでえらく苦労したのだが。。最後は斜度の変化でバランスを崩して大転倒。下の緩斜面でだったのでたいしたことはなかったが。
目的達成で満足。
彼は後日頂上をアタックしたいらしい。標高2000mと二つ目のピークと、難所は他にもあるが、スキーだったら夏道ではないもっと行きやすいルートがあるだろうと。わたしも興味はあるけど、今夜雨で明日は晴れ、今日以上に雪質は悪くなるだろうことを考えるともういいかなぁと。
しかし、今日は怖かったけどいろいろ考えながら登ることができて楽しかった。
Glittertindenスキー登山
イースター前の三日間有休をとり、10日間のノルウェー山スキー旅行に来た。
一番の目的は、バケットリストの一つだったGlittertinden登山。夏期でもアタック出来なかったので無謀な目標だったけどやってみたかった。
彼がものすごく調べてくれて、Glitterheimというノルウェーツーリズム協会の宿が雪上車をオファーしていることを知り、予約して待ち合わせ場所へ。
宿泊者のものすごい荷物。
延々と二時間半かけて宿へ。
決して乗りごごちはよくないが、自力だと1日がかりの移動なのでありがたいシステム。
しかし次回はスキーで移動したいねと、新たにバケットリスト入り。。
翌朝天気がよかったので早速Glittertindenへ。
初めてなのでとりあえず夏道を辿ることに。
岩が多いルートだったが登りやすく、最初息が切れながらも2200mまではわりと順調に登れた。
が、稜線に出ると、石だらけでスキーの移動が難しくなり、視界も悪くなったので引き返すことに。。
無念。。。
宿で他の人と話すと、どうも冬道があって、スキー登山ではそっちのルートが一般的だとのこと。
なので、私たちも冬道で再アタックすることに。
(ノルウェー人でも宿のレセプションで話を聞くことが普通らしい。)
確かに岩がなくて登りやすい。。。どうも氷河上のルートで平であるようだ。
トレースもあるし人もたくさんいるし、メンタルも問題なし。
が、1900mあたりで疲弊してきて、2000mで大ブレーキ。ああ、、高山病か。。曇ってきて視界も悪くなってくるし弱気になる。
でも、この日はわたしの誕生日で、51歳になったこの日にやり遂げたい、という気持ちが強く、休みながら登り続けた。
そしたら天候が好転してきて頂上が見えてきた!
最後は涙が出てきて、なんとか頂上に。
登りきった時にはこれ以上の誕生日プレゼントはないと思った。
宿は電波がこないけど頂上には来てたので、短いポストをした。
全力を尽くしたので滑る力はなかったけど、天気がもつうちにとほとんど休憩せずに降りたのにパウダースノーで意外に楽しく滑り降りれた。
山スキーで獲得標高を500m超えたことがなく、山頂に行ったのも初めてで、ノルウェーで二番目に高い山を登れて嬉しかった。
技術的には簡単な山ではあるが。。
というか、もっと坂練をして体力をつけなくては。。
最高の1日だった。
おまけ
昔は2481mもあってノルウェーで最高峰だったが、なんと去年の9月に氷河が完全に溶けて、公式でも2452mの標高になっている。
確かにこの写真を見てもかなり厚い氷の層が。。。
ジョブメッセ
ふーー
ここんとこ、偶然にも営業案件が続いていたが、一件プロジェクト売れそう。。
よかった、、結構時間を費やした案件だったので。
昨日、彼が大学で開催されたジョブメッセでブースに立つことになっていたので、一緒にランチを食べ、仕事をした後メッセが終わる直前に覗きに行った。
私が行く前は結構手すきの時間もあったらしいが、行った時には学生に捕まり忙しそうだった。
一般的に言って、彼の会社は珍しいスポーツテックの会社だし、人気があると思う。
彼がメインで携わっている野球はデンマークではかなりマイナーなスポーツではあるが。(ちなみに、入社時にばっちり野球の教育研修があるそうである。彼はむしろ教える側だったらしいが。)
ただ、彼が懸念したのは、最近はキラキラ教育が多すぎて、むしろインプリメント能力に乏しい学生が増えるのでは?ということである。AIや機械学習もその匂いがあることはあるが、もっと疑問なのは「イノベーション」なんちゃらとか、「サステンナビリティ」なんちゃらとか。
もっと使えないのは「MBA」。廃止にするべき案件と言ってもいい。ビジネスはOJTで学ぶものであって、キャリアのない学生が学べるものではないと思う。
まぁ、うちの会社のパートナーもビジネスで入社した人だったけど、結局営業はほとんど成功できずに解雇された。
それよりも、実際にわかりやすいスキルがあるエンジニアが欲しいところ。
せめて数学や物理の基礎がしっかりある人がいい。
ロックウールの綿飴。わかりやすい。。(石を溶融して綿を作るので)
ちなみに、アルバイトの子の一人が修士を卒業したのだが、自分の情熱だった芸術品の保護に関してプロジェクトを立ち上げて論文を書いたらしい。
ケミカルエンジニアとしての視点での研究とはいえ門外漢のテーマで、大学教授の承認や美術館とのコーディネートなどで苦労したそうだ。
こういう、自分で難問に取り組む学生が得難いと思う。
交換留学の証明書発行問題
昨日はお茶のお稽古で、炉の炭点前の練習をしたが、滅多にやらないので混乱した。
私の中級の免状の申請をしてもらい、私は師匠にデンマークのお金で払ったけど、家族に建て替えてもらうにも、もう日本に口座は持ってなく、日本への送金に困っているとのこと。
確かに私たちは、日本の口座からではない場合は、ワイズから送金している。外国の口座からだと金額に関係なくややこしかった気がするからだ。
ちなみに、茶道の世界ではピン札でのやりとりが通常であり、おそらく現金書留で送金してもらうことになるが、いつかそれも廃止にならないのだろうか。
また、今円安がさらに進んでいて、1DKK=22,1yenだという。1 Euro=165yen。このまま史上最高までいくかもしれない。
日本のデジタル化の遅延と貧困化。。。どんどん深刻になっていくような気がする。
それを感じるトラブルがあった。
娘の交換留学における証明書発行の問題である。
誕生日ディナーで白熱した話題だったのだが、娘は夏からの修士課程への進学に向け、二つの大学に申請をしているのだが、本当はそれに必要な交換留学での単位取得証明書が未だ入手できていないという。
日本にいれば、大学の機械で印刷できるのだが、外国にいる場合にはメールで申請して、物理的に郵送で送ってもらうしかないという。郵送でどれくらい時間がかかるかわからず、入学申請に不利になるかわからないので、できれば日本に行って取りに行きたいが、今はイースター休暇直前で航空券は高くてとても買えず、できれば来月に行きたいと。
そしたら昨日娘から連絡があり、東大からメールが来て、娘の東大の在籍は今月いっぱいなので、来月からは機械での即日発行はできなくなるという。
なんかまどろっこしい。。。電話したい。。。
しかし電話番号はないという。
問い合わせ先の連絡先を調べたら確かに英語では電話番号はなく、日本語では見つかり、まぁ英語の読み書きはできても、英語で口頭でのコミュニケーションはできないということなのだろう。
しかしその時にすでに日本は夜遅くで電話できそうにもなかったので、デンマーク早朝に電話かけることにした。
今朝電話したら、やはり来月以降はいくら大学に行っても即日に発行はできないという。
でもその場合、今の時勢郵送で時間がかかる可能性があり、大学院の申請に影響するかもしれないというと、事前に調整できれば4月でも都合のいい日時で受け取りができるという。やっぱり、、、(言えばなんとかしてもらえそう。。)
それで娘に電話したら、行けるとしたら3月最後の週末か、4月の決まった日しか行けないという。
でまた電話すると担当者はミーティングでいないというので1時間後に電話し、週末は機械にアクセスできるかわからないので、4月の娘の希望日は調整できるので、あらかじめ所定のエクセルシートに記入したものをメールで送ってもらい4月に来てもらうのが一番確実だとのことであった。
娘にメールを出してもらうことを念押しして電話を切った。
その後、娘は所定のエクセルシート添付されたメールを受信したそうだ。
郵送かどうか迷ったが、やっぱり日本に行きたいらしい。
はぁ、、
戸籍謄本とかもそうだけど、所定の機械で印刷とかではなく、プラットフォーム上で電子承認でもってデジタル発行できる社会にならないのだろうか。
なんか人の手を煩わせるシステムが改善されていないような、、、