桜祭り | いまのしゅんかん

桜祭り

今日、散々準備で忙殺されてきた桜祭りの茶会披露があった。

 
前日にはほとんどパッキングが終わっていたが、今日の早朝におにぎりとサンドイッチを作り、お湯を作って魔法瓶に入れ、荷物をバンに積んで会場へ。
 
 
どのように準備をするか脳内で散々シミュレーションしながら会場へ向かい、着いてすぐにテントにブルーシートを敷き、荷物を運び入れ、外に畳や風炉を置き、テントの中にテーブルを入れて、ゴミ袋を設置し、湯沸かし器のケーブルを確保し、お茶の道具を所定の場所に出し、お茶を濾して、みんながテントで着付けを始めたので、私と友達もバンの中で着付けをし、テントに戻って初回のセットアップを。

 

葉桜を懸念していたけどよかった。。寒いのが難点だったが。


 
私は次客だったので、茶席に入り、点前が終わったら、お客さんにお茶を出す役割を。初回は大使館関係のゲストのみで80人弱が来られる予定だったが、実際には60人弱だったようで、思ったよりも大変ではなく、予定していた時間よりもだいぶ早く終わったので、気が緩んだ。
しかし、その次の回が実はもっと大変になり、私は運ぶ役割だったけど、水屋が全然機能してなく、なんとお湯を作ってなかったそうで、初回よりも全然客が少なかったのにお茶を出すのにものすごく時間がかかってしまい、その次の私の亭主の回への切り替えがとても大変だった。

 

 
とはいえ、最もシンプルな運び点前だし、何度も練習していたのでつつがなくできた、はず、、、
 
最終回は私はチケット売りと写真撮影の役割だったけど、水屋の仕事に専念していたら写真を撮ることを忘れてしまったという。。
しかしそれだけ、水屋は手薄でやることも多かったという。。
 
その後にグループのみんなとお茶とお菓子をいただくという恒例の締めをしたけど、それも私は鉄瓶のお湯を足したり、きれいなお茶碗を用意したり、使われたお茶碗を回収して洗ったりと、やはり水屋の仕事をした。合間に私の道具の片付けをしたり。
 
終わった後、着替えて荷物を運んで一旦帰ってから、打ち上げに参加したが、今回は色々反省点はあれど一番思ったのは、メンバーの高齢化がやはり問題になってきているな、と。
去年まで水屋にびっちり張り付いて仕切ってくれた人がご主人の認知症がひどくなって今回来られなくなり、今までいかに彼女に依存していたか思い知ったのと同時に、4人くらいほとんど戦力にならなくなっている。一人は、しばらく病気がちで、今日もとても具合悪そうに見えた。
二人若い人が参加してくれたので、来年からはもっとやるべきことを把握してくれるだろうという期待はあるけど。
 
今回は、大使館から80人近くのゲストを捌くというのと、私自身が亭主を務めるという二つの大きなミッションがあり、今までの中で一番準備にエネルギーを注ぎ、幸いその甲斐がある結果にはなったし、バンを初めて使ったメリットも享受したけど、全体としては色々切なくなるイベントだったなぁと思う。