セルフ習得のツール
彼が指導教官として登録されているPhDのディフェンスがあったので、好奇心で見に行ってきた。
とはいえ、Thesisを受け取ったのは直前で、パブリッシュの中にも共著はなく、名前だけのスーパーバイズだったらしいが、夫の会社の産業PhDで、仕事では関わりがあり、しかもそのPhDと遊びでデモンストレーションしたのが会社のトップの目にとまり、大きなプロジェクトとなり、ビジネスにも発展したという。。
アナウンスの中にちゃんと彼の名前があって、タイトルが「シニア機械学習エンジニア」。カッコ良すぎないか。
初めてDTU Computeに潜入したが、やたらモダンでかっこいい建物で気後した。いわゆる食堂でディフェンスが行われたが、ただのランチ食べるところでも段違いにおしゃれで。
興味が湧いたのは、私の新しいプロジェクトの大きな狙いの一つが、あるプロセスを簡単にモニタリングできるシステムを作る、というのがあるから、画像処理のプレゼンをちょっとみてみたい、と思ったのである。
ちょうど、朝からある試薬を仕込み、経時での変化をiPhoneで撮影するという遊びをしていて、その合間に観に行ったのだった。
彼の会社は、スポーツテクノロジーの会社で、ある装置を製造して売っているのだが、最近はソフトウェアも主要な製品の一つになっていて、このPhDプロジェクトは、会社の製品で、ある特定のスポーツのセルフトレーニングする際、コーチング機能を付与するのに必要な最初のレベル評価をするための画像データ処理についてだった。(実際にはデータを取るまでにものすごく苦労したそうだが。。わかる。。)
モデルとか細かいことは全く理解できなかったが、主旨が面白い、と思った。
特にDuolingoがヒット商品だなと思っているのだが、セルフトレーニングやセルフラーニングは最近の潮流になっている。Duolingoが決して言語習得にパワフルとは言わないが、とっかかりとしてはかなり有効なツールでうまくできたアプリだと思う。ドイツ語もフランス語もやってみたいと言うだけで何もやらず何十年経ったのに、Duolingoの始めることのなんと容易なことか。
言語に限らず、結構なんでも動画があるし、大概自力で学ぶことが可能になってきている。
彼は、ツールに乏しいアナログ時代から自立心旺盛で、codingを含めいろんなことを独学で学んできているけど、スキーもあんなに上手なのに、一度も誰かに教わることはなく、動画を見ながら自力で習得したという。その点私はそこまで自立してなく何度かインストラクターに頼ったし、いまだに彼に指摘してもらってるが、、、たまに動画を撮ってもらって、自分の問題をチェックしているけど。茶道も師匠がついてるし、、まぁ、動画もかなり活用しているが。
この時勢、やはりいろんなツールを取り入れるべきなのか、、
月曜日の坂練