持続可能性 | いまのしゅんかん

持続可能性

昨日、弊社で持続可能性に関するセミナーがあった。

 

なんでも、EUで持続可能性報告開示が発効されたのに伴い、大企業向けに環境・社会・ガバナンスの持続可能性項目に関して報告義務の基準が導入され、大なり小なりほとんどの企業が対象となる大企業に関係しているため、結局は誰もがその影響を受けるということで、その基準について勉強し、持続可能性についてどのような取り組みやビジョンを持っているのか互いに経験や知識を共有する、というものであった。

 

持続可能性報告基準について

 

日本語での解説

 
デンマークの経済を牽引している大企業は医療関係で、実はその分野に関しては対象から外れているのだが、昨日も最近やせ薬で大ヒットした企業からも参加されていて、対象外であるにもかかわらずすでに持続可能性についてかなりシリアスに取り組んでいるという。一万以上ある部品について改めて見直しをしているとか。
 
また、スピーカーの一人が窓を製造するメーカーのエンジニアの方だったが、デンマークは建物における持続可能性の意識も高い。
住居の暖房におけるエネルギー消費も、建物の持続性も窓がキーになっている。
デンマークに来て、窓の素晴らしさにまず感動した覚えがある。
 
私自身、持続可能性に関係するプロジェクトばかりになってきたが、ノルウェーに通うようになってプライベートでも考えさせられることが増えてきた。
テレマークのオフグリッドの山小屋での滞在は、本当にいい経験だった。
インフラがないのに、薪ストーブだけで暖がとれることに感動したり。夜中は誰も薪をくべないので当然暖はなくなるが、それでも十分な断熱のおかげか快適に寝られるのにも驚いたり。
 
最近豆に凝っているのも、体のためではなく、実は持続可能性の観点からである。
動物性たんぱく質の食品が高いというのもあるけど、この際カーボンフットプリントの小さい食品でいろいろ試したいな、と。

 

ひよこ豆の豆乳に、シロップ、蜂蜜、杏仁霜を入れて煮たのを冷やし固め、ダークシロップをかけたビーガンプリン。
卵と牛乳で作る普通のプリンとは風味が違い、豆の味はするけど、これはこれで美味しい。
 
今日は、豆乳を作るときにできたオカラをひき肉代わりにしてマーボーナスを作ってみようかなと思っている。
 


結構美味しい。。