日本交流イベント | いまのしゅんかん

日本交流イベント

奇しくも、三日連続で日本人との交流が続いた。

おとといは友達と食事、昨日はロスキレの研究所で知人とランチ、今日はデンマーク日本研究者の集まりに参加した。

 

友達もコンサルとしてバリバリに働いているので、結構共感できることが多くて楽しい。

彼女も固定給とはいえ、クライアントに対しては時間単価で働いているから、時間に対してシビアで、しばしば多少高くついても時間がかからない方を選択する、というのがにていて、だけど日本人は手間をかけても安くなる方を選ぶ人も多いから、そこでの齟齬が生まれることもあるよねーとか。

だけどマジで、その考え方が経済発展を阻んだ理由の一つと言ってもいいのでは?と思うことも多い。

そして彼女がデンマーク人のご主人以上に稼いでいるのは、それだけのコストに見合うだけの成果を出すべくコツコツやってきたからである。

 

昨日は、ロスキレの研究所で学生とミーティングしたかったので、急遽研究所にオフィスを持っている日本人の知人に声をかけてランチした。

彼には、サバティカルに来られる人に頼まれて、インターにお子さんを入れている駐在の方に紹介してもらい、そのお礼もしたかったこともあり。

日本の会社で働いていることもあり、駐在の方との交流も盛んで、久しくデンマークには駐在が少ないイメージがあったけど、今はエネルギー関係で駐在がまた結構来るらしいとのこと。まぁデンマークもかなり力を入れている分野だし。。

 

そして今日は、デンマーク日本研究者の集まりに。

プロジェクトで一緒に参加しているルーマニア人が主催していて、私に声をかけてくれたのである。

彼は日本に10年ほど住んでいたとかで日本との関わりがあり、初めて会ったのもこの集会で、その後桜祭りで再会し、挨拶する関係ではあったが、3年前にプロジェクトミーティングでまた再会したという。。。

なので、ルーマニアに関わりのある彼を紹介したいと、彼にもきてもらうことに。

 

ちょうど茶室を借りたいと東海大に連絡しようと思っていたら、東海大のプレゼンが。

この直後に、この人に声をかけて茶室のことを伺い、あいにく平日しか借りれないとのこと。でも一度使わせてもらいたいと思っていたので、改めて連絡することに。

 

講演は、以前のプロジェクトに少しだけ被ってて全くrelevantではないわけではないけど、あまりにも専門的すぎて興味が湧かず。。。

だけど、その関係でか、一時期実験を手伝ってもらったイタリア人のPhDにバッタリ、研究の話をした。

前回のデンマーク日本研究者集会も日本人研究者がほとんどいなかったと言われたけど、確かに趣旨からはだいぶ離れてきているかも、、と思った。

 

レセプションは大量の寿司とビールが。

 
参加費は無料で、日本学術振興会がフルでスポンサーになってくれている。
複雑な気持ちにも少しなったりした。
日本の学生には奨学金という名のローンを課しながら、一方で国際交流や外国人留学生にはファンドしている。
 
私と彼はたらふく食べて飲んで、お腹パンパンにさせて家に帰ってきた次第である。