背負っているもの | いまのしゅんかん

背負っているもの


11月に雪が降るのは、北国のこの国でも珍しいそう。
今年は本当に寒い!

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英語のプレゼンの準備
英語の試験課題
専門授業の試験の準備
新しい実験の準備

彼の奥さんが夜の仕事を辞めてから、思うように会えなくなってしまったけれど、むしろそれでよかったのかも、と思ってしまう自分が悲しい。
いや、マジで追いつかない。
毎日毎日、プレゼンの準備だの、課題をこなすだのって夜遅くまで勉強しどおし。
先週は、ようやく1年ごしのレポートが受理され、試験をパスする見通しがたったものの、英語の課題があって友達に添削してもらい、それがまたディスカッションしてまでの大幅な修正要で、半日以上かけて直したものを今週頭に提出したばかり。

2つ片付けても、まだまだやるべきことはあるんだよね。。。前々期単位がとれず、前期単位がとれなかったツケのせいだけれど。マジで3つのかけもちはツライ。修士の学生は平気でそれをこなしているのに。わたしの英語力のなさにすべての原因が。
まぁ、それでも作業はけっこう楽しくて、やりだすととまらなくてついつい1時2時までやってしまうのだが。

で、月曜日の大雪のせいもあってか、ついにダウン。
昨日は発熱しそうな悪寒に襲われ、マズイかもと思いながら娘を迎えに行ったら、すでに息子さんは引き取られていたのに、彼が保育園にやってきたのだった。奥さんが息子さんを連れて遊園地に行ったものの、彼は確信がなく一応来たのだという。それにしてもなんというタイミング。そのまま彼に支えてもらいながらバスで一緒に帰り、夕飯の支度等すべて彼にやってもらったのだった。
皮肉だけれど、日曜日にビタミンの議論をしたばかりなのに、彼が買ってきてくれたレモンをしぼって入れた水を1Lほど飲んだら、たちまちに具合はよくなり、発熱もなくなった。やっぱり、ビタミンは必要だよね。

彼は本当にやさしい。
こんなに男性に優しくしてもらったことがないので、いいのかなぁと思ってしまうほどだ。
だけど、同時に、どうして彼がここまでやさしいのか、理由もわかっている。

昨日、彼と奥さんの結婚生活の過程と、奥さんの生い立ちについて話を聞いたが、人ってつくづく、バッググラウンドを背負って存在しているんだなぁ、と痛感させられた。
つまり。。。どんなに奥さんがひどいしうちを彼にしていたとしても、彼女を責めればいいって問題ではないということ。

今ある状態には、必ず理由がある。
彼も、それはわかっていて、よく、「彼女はそう悪い人間ではないよ。」と言っていた。
もし、奥さんの、「わたしはもうあなたを愛していない。他にガールフレンドをみつけて欲しい。」というセリフがなければ、今もなお彼女のきもちを振り向かせるべく、がんばっていたかもしれない。


わたしが、勉強が楽しいと思えるのも、恵まれた環境にいたおかげなんだってこと、改めて認識している。